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山田CSOが日本臨床細胞学会総会で教育講演を行いました
第67 回日本臨床細胞学会総会(春期大会) 日時:6月14日(日) 会場: パシフィコ横浜ノース
『 L-グルコース〜そのがんとの関わり,最新研究,細胞診におけるポテンシャル』
(弘前大学大学院医学研究科分子輸送学講座 山田勝也)
L-グルコースは生物のエネルギー源D-グルコースと鏡像関係にある糖で、天然に存在せず、また細胞内に取り込むことも代謝することもできないとされてきた。しかし、近年L-グルコースを代謝して増殖する菌の存在が明らかとなり、またある種の植物の抽出物にL-グルコースが含まれる事を示す報告もなされた。L-グルコースを代謝して増殖するがん細胞は動物に移植すると高い転移性を示す。L-グルコースの蛍光可視化はこのようながん細胞の検出に有効で、細胞診にも応用可能である。種を超えて適用可能な栄養素からのアプローチは、内生微生物を含む周辺細胞との関係を軸に、がんの多様性の理解と制御に新しい光を当てるものと期待している。